
ネパールのカトマンズ空港はヒマラヤ山脈の間の盆地にあり、着陸に技術のいる空港です。間じかにヒマラヤ山脈が迫る,ラテライトの岩肌に緑の木々と,段々畑。日差しは強くまぶしいものの、高地のためか風は涼しい。家々はレンガをつんで建てられている。
ネパールは教育、医療も問題が多く,上水道には穴があき、下水道はなくトイレもない。
カトマンズーは人口35万人,車,自転車,人がごちゃごちゃに行き交い,女性はサリー姿,男の人は帽子。近代から現代の建物はほとんど見られず、パシュパナート護国寺、黄金の屋根をもつラマ教寺院、目だま寺、クマリ寺院など仏教寺院やヒンズーの寺院が多く建てられている。クマリ寺院に住んでいる生きた女神クマリは仏教徒の少女が選ばれ、ヒンズーの女神となり、一日に何度が窓から信者達に顔を見せる。そのために大おお宮の館には、レンガの高層住宅がみられ、木製の格子の窓という窓にはインド的装飾がほどこされ、レンガと木の組み合わせで建物は建てられている。中世がそのまま残ったような町並みが続いていた。
パタン病院を訪問。ベッド数は150で、室内はかなり清潔。手術も一日10数例はあり、職員は世界各地のボランティアの医師や看護士で、経済的に医療器械を買うほど豊かではないため、新しい医療機器はほとんどなく、一部にネパール各地に公衆衛生活動を行うための部屋が備えられていました。
衛生的とはいえない空気の風はほこりを含み太陽はじりじりと暑い。この風の為か眼の病気の人がおおく、暗い建物のためか肺結核も多い。そして,消化器の病気や交通外傷。これらの人々が遠くから訪れ,3−4日入院して、また家に帰って行く。
20年前におとずれたネパール、カトマンズーは今は少しは変わっているかもしれません。
いずれにしても,その頃から、ネパールやバングラヂディシュ、パキスタンなどで、病気になったら,在留邦人はシンガポールかバンコクを目ざしました。最近では、それが加速され、バンコクは2004年には私立病院で治療を受けた外国人は110万人と倍増し、タイ最大のバムルンラート病院は2006年は40万人の国外患者を引き受け、53%が国外からの患者がしめ、そして日本人もタイ全体で年間25万人以上治療を受けています。
最近では、インドも国外患者を多く診る政策を打ち出しています。
