不整脈
ある小学生が、小さいころから、何度も意識を失って倒れ、てんかんとして治療されていました。ホルター心電図という検査で意識がなくなるのは、不整脈によるものとわかり、ペースメーカーの治療をしました。
不整脈がおこり、血液が全身に送られず、当然、脳へも血液がながれず、意識を失ってしまったからで、てんかんはありませんでした。
不整脈というのは、これがおかしくなって、脈がつかえたり、かってに速くなったりするものをいいます。
不整脈の診断は心電図ができて、簡単に発見できるようになりました。その後、運動しているときの心電図を調べるマスター法やトレッドミル法、24時間心電図を記録するホルター心電図ができ、よりくわしく不整脈を分析できるようになりました。
最近ふえている不整脈に心房細動といって心臓の一部心房だけが規則的ではなく震えるように動く病気があります。長島監督や小渕首相もこの病気で,一番の問題はこの心房の中に血の固まり、血栓ができて脳に飛んで,血管が詰まる脳塞栓をおこすことです。
予防のために,血液をさらさらに保つ薬、ワーファリンが必要となります。
もう一つ,怖いのは心室性不整脈で,心室細動は心臓の筋肉がけいれんしたようになり,血液が全身にながれなくなるもので、心臓マッッサージとAEDが必要になり,救命される人も増えてきました。
心筋症や心筋梗塞が無いのに、心室性不整脈を起こしやすいブルガダ症候群が最近注目されています。これらのうちで、再発性の心室性不整脈は突然死予防のために、埋め込み型の除細動器も開発されています。
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