イギリスの19世紀はヴィクトリア時代と呼ばれ,イギリス一国が覇権を打ち立て世界の7つの海を支配し、世界中に植民地を持った時代でした。1837年にヴィクトリア女王が即位し。その後約60年間にわたり,国内は特に混乱も無く発展していきました。
しかし,国内は1940年代、飢餓の時代とも呼ばれ,食料不足になやまされ、多くの貧民が都会に住んでいました。この時代の労働者階級の人達を描いたのが、チャールズ ディケンズで“オリバー ツイスト”、“デビット コバフィールド”,“大いなる遺産”,“クリスマス キャロル”などの有名な小説を残しています。
対外的には,しだいに他の帝国が力をつけ、また1953年のロシアとのクリミア戦争、そして中国大陸では清朝とのアヘン戦争、アロー戦争、南アフリカでのボーア戦争など植民地拡大の局地戦争を起こしていました。この19世紀後半になると、アメリカやヨーロッパの大国が関税障壁をもうけ,一方、開かれたイギリス市場には,海外からの輸入品が津波のように押し寄せ,国内の工業に打撃を与え、しだいに覇権国の地位からすべり落ちていきました
19世紀末の最も有名な作家はアーサー コナン ドイルです。こどもの頃読んだ不毛の荒野ダートムーアや恐ろしい沼地や魔犬のでてくる物語、“パスカビル家の犬”に興奮したことを今でも覚えています。
ドイルは1859年に生まれ,1876年エジンバラ大学医学部に進学。20歳のとき,北洋捕鯨船で7ヶ月暮す。大学卒業後船医となり28歳のとき“緋色の研究”でホームズの小説を初出版しその後1890年に“四つの書名”を出版、翌年1891年に眼科をロンドンで開業。
1900年南アフリカのボーア戦争に従軍。戦争擁護の“大ボーア戦争”と
“南アフリカでの戦争の原因と行動”を書きイギリスの戦争を擁護し,1902年にナイトの爵位をうける。
ドイルはシャーロック ホームズシリーズをやめて自分の書きたい小説を書こうとした時期もありました。しかし、あまりの人気に、死んだホームズを再び、“パスカビル家の犬”でよみがえらせ、結局60の事件を解決し、世界中にシャーロキアンをつくり今なお人気が衰えていません。
叔父は風刺雑誌パンチの有名な画家で、日本や中国の風刺画や妖精の絵を残しています。この影響か、晩年は“心霊術史”や“新しい啓示”の著作を書き心霊を信じ妖精と心霊の神秘主義に傾倒していきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿